退職給付金はどうやってもらうの?【申請方法のガイド】

退職給付金の解説記事アイキャッチ。失業手当と傷病手当金の正しい申請手順で受給額が変わることを訴求

退職給付金を受け取るには、「失業手当」と「傷病手当金」という2つの制度を正しい順番で申請することが最大のポイントです。

この2つは申請先も手続きも別々で、どちらを先に動かすかで受給総額が数百万円単位で変わるケースがあります。

SNS広告で「退職給付金が最大400万円」と見たけど、本当にもらえるの?

編集部

制度自体は本物の公的給付です。正しく申請すれば、条件次第で受給総額が大きくなります。

この記事では、職業訓練校を運営する支援機関として退職相談を受け続けてきた立場から、社労士監修のもと申請の手順・条件・取りこぼしやすいポイントを解説します。

早速結論ですが、退職給付金をこれから申請する方は、サポート業者の利用をおすすめします。

編集部

以下は比較表になりますが、「100%確実に受給したい」という場合は、サポート業者の力を借りる方がいいです。

自己申請とサポート利用の比較表。手数料、申請ミスのリスク、受給開始までの期間、毎月の手続き、制度の勉強の5項目で違いを整理

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編集部

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編集部

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目次

退職給付金をどうやってもらうのか知る前に前提知識を解説

退職給付金を構成する失業手当と傷病手当金の違いを図解。目的、窓口、働ける状態かどうかの違いを比較

退職給付金は、法律上の制度名ではなく、2つの公的給付をまとめた呼称です。

「失業手当(雇用保険)」と「傷病手当金(健康保険)」の違いを整理することが、受け取り方を決める出発点です。

退職給付金とは何のこと?

ハローワークインターネットサービスの基本手当についてのページ(2026年3月時点)
引用:ハローワークインターネットサービス – 基本手当について

退職給付金は、失業手当(雇用保険)と傷病手当金(健康保険)の2種類を合算した概念です。

失業手当は「退職後、仕事を探しながら生活を支援する給付」です。窓口はハローワーク(公共職業安定所)になります。

傷病手当金は「病気やけがで働けない期間の収入を補填する給付」です。協会けんぽや健康保険組合が窓口になります。

退職給付金って、1つの制度じゃないんですか?

編集部

2つの別制度です。窓口も申請先もまったく異なります。

どちらか一方しか受け取れないわけではありません。退職のタイミングや健康状態によっては両方を順番に受け取れるケースがあります。

これが「最大400万円」といった広告文句の根拠です。仕組みを正しく理解することで、自分がどちらの対象なのかが見えてきます。

2つの制度の詳細は、以下の公式情報を参照してください。

雇用保険から支給される「基本手当」と、健康保険から支給される「傷病手当金」はそれぞれ異なる制度です。

出典:厚生労働省「雇用保険制度の概要」全国健康保険協会「傷病手当金について」(2026年3月確認)
全国健康保険協会公式サイトの傷病手当金についての解説ページ(2026年3月時点)
引用:傷病手当金|給付と手続き|協会けんぽ

退職給付金はいくらもらえる?

受け取れる金額は、在職中の給与水準・雇用保険の加入期間・退職理由・健康状態によって大きく変わります。

失業手当の計算式は「離職前6か月の賃金合計÷180(賃金日額)×給付率50〜80%」です。

2025年8月改定時点で、基本手当日額の下限は2,411円、29歳以下の上限は7,255円に設定されています(60〜64歳は別途上限が異なります)。

傷病手当金の日額は「直近12か月の標準報酬月額の平均÷30×2/3」で算出します。

給付の種類計算のベース給付率最大受給期間
失業手当離職前6か月の賃金50〜80%(日額)90〜360日
傷病手当金直近12か月の標準報酬月額の平均約67%(日額)通算1年6か月
※2026年3月時点の情報です

具体的な金額のイメージをつかんでおきましょう。

計算例:月収30万円の方が傷病手当金をフル受給した場合

標準報酬月額の平均:30万円
日額(30万円÷30×2/3):6,667円
30日分の受給額:約20万円
通算1年6か月(540日)の受給総額:約360万円
※ここに失業手当の受給額が加わると、合計が400万円を超えるケースがあります。

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編集部

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今から準備して何日後にもらえる?

最初の入金まで、自己都合退職なら申請から約50〜60日、会社都合退職なら約20〜30日かかります。

待機期間(7日間)と給付制限の有無が、受給開始のタイミングを左右します。

2025年4月施行の改正雇用保険法により、自己都合退職の給付制限期間は2か月から1か月に短縮されました。以前より受け取り開始が早くなっています。

厚生労働省の令和6年雇用保険制度改正資料に記載された給付制限1か月への短縮(2026年3月時点)
引用:厚生労働省
退職理由待機期間給付制限初回入金の目安
自己都合退職7日間1か月約50〜60日後
会社都合退職7日間なし約20〜30日後
特定理由(病気・やむを得ない理由)7日間なし約20〜30日後
※2026年3月時点の情報です

傷病手当金は、3日間の待期期間が終わった4日目から支給対象になります。書類提出後、約10営業日で入金されます。

離職票が届くまで、準備できることはありますか?

編集部

あります。受給条件の確認や書類の事前チェックは、離職票を待つ間から始められます。

支援機関としての見解
相談を受ける中で、離職票が届いてから初めて手続きを調べ始めるケースが目立ちます。受給開始が遅れる最大の原因は書類の不備ではなく、動き出すタイミングを知らないことにあります。退職が決まった時点から準備を始めることが、最も確実な方法です。

申請の順序や手続きの流れが不安な方は、退職スマイルに無料で相談できます。

編集部

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退職給付金を受け取るための条件

失業手当と傷病手当金の受給条件比較表。加入期間、対象者、条件、給付期間の違いを整理

失業手当と傷病手当金には、それぞれ別の受給資格があります。

編集部

まず押さえておきたいのが、「同時受給はできない」という制約です。

失業手当は「いつでも働ける状態」が前提、傷病手当金は「病気やけがで働けない状態」が前提のため、定義が相反します。

ただし、傷病手当金を受け取り終えた後に失業手当へ切り替えるなど、時期をずらした受給は可能です。どちらを先に申請するかの順番が、総受給額に影響します。

失業手当の受給資格と申請条件

失業手当を受け取るには、雇用保険の被保険者期間が「離職前2年間に12か月以上」あることが原則の条件です。

会社都合退職や正当な理由のある自己都合退職(体調不良・ハラスメント等)の場合は、「離職前1年間6か月以上」に緩和されます。

自己都合でも、条件次第で緩和されることがあるんですね。

編集部

はい。ハラスメントや体調不良が退職理由なら、特定理由離職者として扱われます。

確認項目条件の内容
雇用保険の加入期間離職前2年間に12か月以上(自己都合)/離職前1年間に6か月以上(会社都合・特定理由)
失業状態であること就職の意思と能力があるのに職業に就けていない状態
積極的な求職活動ハローワークでの求職申し込みが必要
年齢制限65歳未満(65歳以上は「高年齢求職者給付金」に切り替わる)
除外されるケース就労できない病気・けがの状態、妊娠中・出産直後など
※2026年3月時点の情報です

申請はハローワークの窓口で行います。離職票(1・2)、雇用保険被保険者証、写真付き身分証、通帳、印鑑を持参してください。

基本手当の受給要件・手続きについては、ハローワークインターネットサービスで確認できます。

出典:ハローワークインターネットサービス「基本手当について」(2026年3月確認)

給付日数は、年齢・被保険者期間・離職理由によって90日〜360日の範囲で決まります。会社都合退職は給付日数が増える傾向があり、同じ勤続年数でも自己都合退職と大きく差が出ます。

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傷病手当金の受給資格と申請条件

全国健康保険協会公式サイトに記載された傷病手当金の4つの支給条件(2026年3月時点)
引用:協会けんぽ

傷病手当金の対象は、協会けんぽ・組合健保に加入している会社員・公務員です。国民健康保険(自営業・フリーランス)は原則対象外です。

以下の4つの条件をすべて満たす必要があります。一つでも欠けると支給されません。

受給条件内容
① 業務外の傷病による療養業務中・通勤中の病気やけがは労災保険の対象(傷病手当金は対象外)
② 労務不能であること医師が「就労不能」と判断していることが必要
③ 4日以上連続して仕事を休んでいること最初の3日間(待期期間)は支給されず、4日目から支給対象
④ 休業中に給与が支払われていないこと給与が支払われている場合は、傷病手当金との差額のみ支給
※2026年3月時点の情報です

支給額の計算式は「直近12か月の標準報酬月額の平均÷30×2/3」です。

在職期間が12か月に満たない場合は、協会けんぽの全被保険者平均額との比較で、低い方が使われます。

支給期間は支給開始日から通算1年6か月です。2022年1月の法改正により、途中で復職した期間があってもその分はカウントされず、実際に受給した日数の合計が1年6か月に達するまで受け取れます。

退職後も傷病手当金を受け取り続けられるんですか?

編集部

条件を満たせば可能です。ただし退職日の出勤状況に注意が必要です。

退職後も継続受給できるのは、退職日までに健康保険に1年以上継続加入しており、退職日時点で傷病手当金を受給中(または受給できる状態)であることが条件です。

退職日に出勤すると「継続給付」の権利を失います。最終出勤日の扱いは、退職前に必ず確認してください。

職業訓練校の視点
失業手当を受給しながら公共職業訓練を受けると、給付日数が最大2年間まで延長される場合があります。体調が回復した後に傷病手当金から失業手当へ切り替えるタイミングで、訓練校への入校を検討すると、受給期間をさらに有効活用できます。

自分が傷病手当金の対象になるか、また失業手当との順番をどうすべきかが分からない場合は、専門スタッフに確認するのが最も確実です。

編集部

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退職給付金はどうやってもらうの?【失業手当の申請方法】

失業手当の申請から受給までのステップ図。離職票受け取りから求職申し込み、待機期間、失業認定を経て初回給付までの流れ

失業手当の申請は、離職票を持参してハローワークへ出向くことからスタートします。

大まかな流れは以下のとおりです。

失業手当 申請から受給までの流れ

① 離職票の受け取り
② ハローワークで求職申し込み
③ 受給資格の決定
④ 待機期間(7日間
⑤ 給付制限(自己都合の場合1か月
⑥ 失業認定
⑦ 給付

ただし、①の前にまずは申請サポート業者に相談することを推奨します。

編集部

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また、各ステップの詳細な手順や、認定日に必要な求職活動の記録の取り方は、以下の記事でまとめています。

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退職前後の給付金を自分で申請する方法!業者は不要なの? 退職前後の給付金は、自分で申請できます。手数料をゼロにしたい方にとって、それは大きな選択肢です。 ただし、制度の複雑さと申請ミスのリスクを考えると、向いている...

申請を遅らせると、受給開始も遅れてしまいますか?

編集部

はい。ハローワークへの申請が遅れた日数分だけ、初回入金の日がずれます。

離職票は退職後10日〜2週間を目安に届きます。届き次第、すぐにハローワークへ出向いてください。

申請を後回しにするほど、受給開始が遅れます。生活費の補填が目的の方ほど、早期に動き出すことが重要です。

支援機関としての見解
多くの相談者が「離職票が届いてから考えよう」と動き出しを遅らせています。受給条件の確認・持参書類の準備・ハローワークの予約は、離職票が届く前から始められます。退職が決まった時点で動き始めることが、最短で受給するための第一歩です。

手続きの流れが不安な方は、退職スマイルのLINEで無料相談できます。

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※申し込みは必須ではありません。情報収集だけでも利用できます。

編集部

失業手当の申請手順やハローワークでの詳しい手続きの流れについては、厚生労働省の公式動画でも解説されています。申請前にぜひ確認しておきましょう。

退職給付金はどうやってもらうの?【傷病手当の申請方法】

傷病手当金の申請から受給までのステップ図。本人、会社、医師の3者による記入が必要な点と郵送までの流れを解説

傷病手当金の申請は、主治医の証明を受けた申請書を、加入している健康保険の窓口に提出するかたちで進めます。

協会けんぽの場合は、所属する都道府県支部に郵送で申請します。申請書は協会けんぽの公式サイトからダウンロードでき、被保険者・事業主・医師の3者がそれぞれ記入する構成です。

3人に書いてもらう必要があるんですか?手間がかかりそうです。

編集部

そうです。誰か1人でも記入が抜けると差し戻しになるため、段取りが重要です。

傷病手当金 申請から受給までの流れ

① 協会けんぽの公式サイトから申請書をダウンロード
② 被保険者欄を自分で記入
③ 事業主欄を会社に記入してもらう(休業の事実を証明)
④ 医師欄を主治医に記入してもらう(療養の指示を証明)
⑤ 揃った申請書を都道府県支部に郵送
⑥ 約10営業日で入金

引用:健康保険給付の申請書|申請書|協会けんぽ

各ステップの詳細な手順は、以下の記事でまとめています。

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傷病手当金で特に見落としやすいのが、申請の期限(時効)です。

労務不能になった日の翌日から2年が経過すると、時効により申請できなくなります。「体調が落ち着いてから申請しよう」と後回しにすると、受け取れるはずだった給付金を失います。

傷病手当金は月次での申請が基本です。毎月、医師と事業主の証明を取り付けて提出する必要があります。

支援機関としての見解
申請書の記入ミスや証明書類の不備で、毎月の入金が遅れるケースを多く見てきました。特に退職直後は体調・精神面の余力が少ない時期です。書類管理を一人で抱え込まず、早い段階でサポートを活用することが、安定した受給につながります。

傷病手当金の申請書類・申請先・支給条件の詳細は、全国健康保険協会の公式サイトで確認できます。

出典:全国健康保険協会「傷病手当金について」(2026年3月確認)

自分が傷病手当金の対象になるか判断がつかない方は、専門スタッフに状況を確認してもらうのが確実です。

失業保険の受給漏れが起きやすい人のと特徴

失業保険でよくあるトラブルが、手続きの不備による受給漏れです。

申請のタイミングを誤る、書類の記載を間違える…

それだけで、本来もらえるはずだった金額の一部を取りこぼすケースは意外と多いんです..。

申請に関しては不安がある場合は、サポートの利用も選択肢に入れてみてください。

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編集部

傷病手当金申請書の具体的な書き方や、間違いやすいポイントについては、協会けんぽの公式動画が参考になります。

退職給付金の申請でよくある「取りこぼし」パターン

退職給付金のよくある取りこぼしパターン3選。傷病手当金の申請漏れ、離職理由コードの確認不足、書類不備について図解

知識の不足から、本来受け取れるはずの給付金を受け取れずに終わるケースが少なくありません。

代表的な3つのパターンを把握しておくだけで、取りこぼしを防げます。自分に当てはまるものがないか、一つひとつ確認してください。

傷病手当金を知らずに失業保険だけ申請して終わる

退職前に体調を崩していたにもかかわらず、傷病手当金の存在を知らずに失業手当だけ申請してしまうケースが最も多いパターンです。

本来であれば、退職前から傷病手当金を受給し始め、退職後も継続給付として最長1年6か月受け取れます。その後、体調が回復してから失業手当に切り替えれば、2つの給付を連続で受け取れます。

ハローワークに行けば、傷病手当金のことも教えてもらえますよね?

編集部

ハローワークの担当者は健康保険の給付を案内しません。自分から動く必要があります。

「退職後はハローワークに行けばいい」という認識だけで動くと、傷病手当金の存在に気づかないまま時効(2年)を迎えてしまいます。

取りこぼしの金額感:月収30万円の場合

傷病手当金の日額:6,667円(30万円÷30×2/3)
通算1年6か月(540日)のフル受給:約360万円

これを取りこぼした場合、失業手当だけの受給に比べて数百万円単位の差が生じます。

退職前後に体調の不安がある方は、失業手当の申請より先に傷病手当金の対象かどうかを確認することが重要です。

職業訓練校の視点
傷病手当金を受け取り終えた後、失業手当を受給しながら公共職業訓練に入校すると、給付日数をさらに延長できるケースがあります。体調回復後の次のキャリアを見据えて、受給の順番と訓練校の活用をセットで検討することをおすすめします。

離職理由コードの確認不足で給付日数が減る

離職票に記載される「離職理由コード」を確認せず、自己都合退職として処理されてしまうケースです。

会社都合退職と自己都合退職では、給付日数に最大3〜4倍の差が出ます。

ケース:30歳・勤続5年で退職した場合

自己都合退職:給付日数 90日(給付制限1か月あり)
会社都合退職(特定受給資格者):給付日数 180日(給付制限なし)

基本手当日額が5,000円の場合、差額は45万円(90日分)になります。

残業代の未払い、パワハラ、長時間労働、給与の大幅な切り下げなど、実態は「会社都合に相当する理由」があるにもかかわらず、離職票に「自己都合」と記載されるケースがあります。

離職理由30歳・勤続5年の給付日数給付制限
自己都合退職(コード40/50等)90日1か月
会社都合退職(コード11/12/21等)180日なし
※2026年3月時点の情報です

離職票のコードが違うと思ったら、どうすればいいですか?

編集部

ハローワークに異議申し立てができます。ただし判断が複雑なため、専門家への確認をおすすめします。

離職票が届いたら、まず「離職理由コード」を確認してください。納得できない場合はハローワークへの異議申し立てが可能です。自分の状況がどのコードに該当するかの判断は複雑なため、専門家に確認してもらうことが確実です。

引用:ハローワークインターネットサービス – 雇用保険の具体的な手続き

書類不備による不支給決定

申請書類の記入漏れや添付書類の誤りで、審査が止まったり不支給決定になるケースがあります。

特に傷病手当金の申請書は、被保険者・事業主・医師の3者がそれぞれ記入する必要があります。一か所でも不備があると差し戻されます。

よくある不備は、医師記入欄の日付の誤り、事業主記入欄の証明漏れ、申請期間と実際の休業期間のずれです。差し戻しが1回起きるだけで、受給開始が1〜2週間遅れます。

失業手当も同様で、離職票の記載内容が実際の退職状況と一致していない場合、ハローワーク側から確認が入り、受給開始が遅れます。

書類の確認を自分でやるのが不安な方は、専門スタッフへの依頼が確実です。

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退職給付金(失業手当か傷病手当)を今から申請するならプロの力を借りるべき

失業手当・傷病手当金の申請は、自分で進めることは可能です。

ただし、受給額を最大化するには

「どちらを先に申請するか」
「離職理由コードは正確か」
「書類の記載に抜けはないか」


など、複数の判断が絡み合います。一つでも判断を誤ると、受給額が大幅に減ることがあります。

プロに頼むと費用がかかりますよね?自分でやった方がお得では?

編集部

取りこぼした給付金と比べると、サポート費用を上回るケースがほとんどです。

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複雑な手続きをサポートしてくれる

退職給付金の申請には、ハローワーク・協会けんぽ・事業主・主治医という4つの関係者が関わります。

どの書類をいつまでに誰に頼むかを一人で管理するのは、退職直後の精神的・体力的な余力がない状態では難易度が高くなります。

申請サポートを使えば、書類チェックリストの作成・記入内容の確認・申請タイミングのアドバイスをLINEで受けられます。窓口に出向けない体調のときでも、オンラインで完結できます。

支援機関としての見解
退職直後は、制度を調べる余力自体が失われているケースが多くあります。申請の複雑さよりも、「どこに何を聞けばいいかわからない」という状況が、取りこぼしの根本原因です。サポートを使う最大のメリットは、手続きの代行ではなく「迷わず動き出せること」にあります。

もらえる額が増える可能性が高い

プロのサポートを受けることで、離職理由コードの確認・申請順序の最適化など、受給額を最大化するための判断を正確に行えます。

編集部

特に大きいのが「申請順序の戦略」です。

傷病手当金を先に受け取り切ってから失業手当へ移行するか、失業手当を先に取ってから傷病手当金を申請するかで、受給総額が数十万〜数百万円変わるケースがあります。

また、自分の状況が「会社都合に準ずる離職」に該当するかどうかも、専門家なら法令に基づいて正確に判断できます。

自分では「自己都合退職」と思っていても、実態が特定理由離職者に該当すれば給付日数が増えます。

職業訓練校の視点
申請順序の最適化と同時に、職業訓練校への入校タイミングを組み合わせることで、給付日数をさらに延長できる場合があります。「いつ、どの制度を使うか」の全体設計を早めに描いておくことが、受給総額を最大化する鍵になります。

1日でも早く給付金を受け取れる

書類不備による差し戻しが1回起きるだけで、受給開始が1〜2週間遅れます。生活費の補填が目的の方にとって、この遅延は深刻です。

サポートを使えば、申請前に書類を専門家がチェックするため、差し戻しリスクを大幅に減らせます。

傷病手当金は月次での申請が基本です。毎回の書類が正確でないと、毎月の入金が遅れます。継続的な受給を安定させるためにも、サポートの活用が有効です。

受給額がいくらになるか、まず無料診断で確認してみてください。

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※利用料は完全無料です。サポートを申し込まなくても、診断だけ受けられます。

退職給付金の申請を自分でやるかサポートを使うかの判断基準

退職給付金の申請サポートを利用すべき人のチェックリスト。体調不良、退職理由への疑問、書類準備の不安などがある人向け

すべての人がサポートを必要とするわけではありません。

ただし、「自分でできそう」と感じていても、後から取りこぼしに気づくケースは多いです。以下の基準で自分の状況を確認してください。

自分で申請して問題ないケース

以下の条件をすべて満たす方は、自分での申請をスムーズに進めやすい状況です。

  • 健康状態が良好で、ハローワークへの来所・書類作成に支障がない
  • 退職理由が明確に自己都合であり、異議の余地がない
  • 失業手当のみを受け取る予定で、傷病手当金は不要
  • 過去に失業手当を申請した経験があり、手順を把握している
  • 加入期間・給付日数を事前に自分で計算し、内容に疑問がない

この場合は、ハローワークの窓口担当者の説明を聞きながら手続きを進められます。

2025年4月以降の法改正で給付制限期間が1か月に短縮されています。以前に失業手当を受給した経験がある方も、制度が変わっている点だけ事前に確認しておいてください。

申請サポートを使った方が受給額が増える可能性が高いケース

以下のうち一つでも当てはまる方は、サポートの利用を検討してください。受け取れる金額が変わる可能性があります。

  • 退職前から体調不良があり、傷病手当金の対象になるかもしれない
  • 離職票の退職理由が「自己都合」になっているが、実態に疑問がある
  • 退職理由が残業代未払い・ハラスメント・給与の大幅な引き下げなどによるもの
  • 失業手当と傷病手当金の両方に該当する可能性があり、申請順序に迷っている
  • 書類の準備が複雑で、どこから手をつければいいかわからない

傷病手当金も対象かもしれない場合、自分で申請を進めるとどんなリスクがありますか?

編集部

傷病手当金を取りこぼしたまま、失業手当の申請だけ完了してしまうリスクがあります。

特に「傷病手当金も対象かもしれない」という方が自分で申請を進めると、傷病手当金を取りこぼしたまま失業手当だけ完了してしまうリスクがあります。

迷う場合は、まず無料診断だけでも受けておくと判断材料が増えます。サポートを契約しなくても、自分の受給可能額と申請順序の目安を確認できます。

サポートを使うかどうかは、状況を確認してから決めても遅くありません。

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退職給付金をどうやってもらうか?に関してよくある質問

退職給付金の申請に関して、よくいただく質問にお答えします。

Q. 退職給付金の申請手続きは面倒ですか?

失業手当は、ハローワークへの来所・求職活動記録の提出(4週間ごと)など、継続的な手続きが必要です。

傷病手当金は月次申請が基本で、被保険者・事業主・医師の3者記入が毎回必要になります。どちらも受給が続く間は継続的な対応が求められます。

自分でやり切る自信がない場合は、申請サポートの利用が選択肢です。

Q. 退職給付金は申請してから給付までどれくらいかかる?

失業手当は、自己都合退職の場合は申請後約50〜60日で初回入金されます。会社都合退職は約20〜30日が目安です。

傷病手当金は書類提出から約10営業日で入金されます。月次申請のため、毎月手続きが必要です。

Q. 退職給付金で200万円もらえるという広告は本当ですか?

受給条件と給付日数次第では、十分に現実的な金額です。

月収30万円の方が会社都合退職で失業手当を180日受け取ると、65%換算で約117万円になります。そこに傷病手当金の受給が加わると、合計200万円を超えるケースがあります。

ただし、在職中の給与・加入期間・退職理由によって大きく変わります。まず自分の条件での概算を確認することが先決です。

まとめ:退職給付金をもらうには申請の「順序」と「抜け漏れ」が命取りになります

退職給付金(失業手当・傷病手当金)の受給額は、手順を知っているかどうかで大きく変わります。

この記事のポイントをまとめます。

  • 退職給付金 = 失業手当(雇用保険)と傷病手当金(健康保険)の2種類
  • 2025年4月から自己都合退職の給付制限が1か月に短縮(旧2か月)
  • 傷病手当金を知らずに失業手当だけ申請して終わる人が最も損をしている
  • 離職票の離職理由コードが「自己都合」になっていないか必ず確認する
  • 自分の状況が複雑な場合は、申請サポートを使った方が受給額が増えやすい

「自分がどちらの対象になるか」「いくらもらえるか」を最初に把握してから動くことが、最も確実な方法です。

まずは無料診断で受給の可能性と概算額を確認してみてください。サポートを使うかどうかは、それから判断しても遅くありません。

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この記事は以下の公的情報をもとに、社労士監修のもと作成しています。(情報の確認日:2026年3月

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この記事を書いた人

ソフィアワークラボ編集部のアバター ソフィアワークラボ編集部 求職者支援訓練 認定機関が運営する情報メディア

株式会社ソフィアコミュニケーションズが運営する、退職・失業保険・仕事の悩みに特化した情報メディアです。
当社は独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の認定を受け、求職者支援訓練(職業訓練校)を運営しています。グループ会社では人材紹介事業も展開しており、求職者の訓練から就職支援までを一貫してサポートしてきた実績があります。
現場で得た知見と、約600名のキャリアコンサルタントとの連携をもとに、制度の仕組みだけでなく「実際にどう動けばいいか」まで踏み込んだ情報をお届けします。
失業保険・傷病手当金に関する記事は、現役の社会保険労務士が監修しています。

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